ロードバイクにセンタースタンド(片足)を付ける

私はロードバイクセンタースタンド(片足)を付けて運用しています。停止して何かしようというときに、さっと自立させられるととても便利です。

これまでチェーンステーに装着する片足スタンドを使用してきましたが、輪行時には外す必要があり、また輪行先では使えないというデメリットがありました(現地で装着は非常に面倒)。センタースタンドであれば輪行時に取り外すことなく、輪行袋に収納できます。

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センタースタンドを装着すると、このような外観になります。今回使用したスタンドは、AKI WORLD(アキワールド) ADJUSTABLE SINGLE CENTER STAND SILVER SD-NV-001です。

ちなみに自転車はブリヂストン・アンカーRL6というエンデュランスロード(ツーリング向きの自転車)です。

結論としては、センタースタンド(片足)は便利で気に入っています。ただし、やはり付けてみるまで付くかわからないという欠点もあります。今回はうまく収まりました。

 

少し接近すると、このような感じです。持っていたゴム板を挟んで、フレームに固定しています。付属はしていません。

装着時に重要なのがクリアランス(隙間)があるかどうかです。重要なのは、①タイヤと接触しないか②クランクと接触しないか③ケーブルと接触しないか、の3点かと思います。

 

①タイヤとのクリアランスです。これは楽々クリアできました。③フロントディレイラーのケーブルにも干渉していません。

 

②クランクとのクリアランスです。こちらもスタンドをフレームに固定する位置、スタンドの角度、長さを調整することで、ギリギリクリアしています。

写真ではわかりにくいですが、スタンドの付け根の部分も干渉していません。

真上から見たときに、フレームの中心線に対して垂直にではなく、少しだけ角度をつけて装着することで、自立に必要な角度を確保しつつクランクに干渉しないようにしています。

片足スタンドのため、両足のものよりは融通が利くと思います。

 

横から見るとこのようになっています。ゴム板が厚いこともあり、付属のねじは長さが不足気味ですが、しっかり固定は出来ているのでOKです。

 

スタンド使用時の姿を後ろから見るとこのような感じです。バランスよく自立するよう、角度と長さを調整しています。このスタンドは角度・長さを調整できます。

ちなみにスタンドを立てた状態では、自転車を転がして移動させることはできません。クランクが回転し接触するためです。思いのほか強い力がスタンドに加わり、装着した位置がずれてしまうことがあります。

 

接近するとこのような感じです。

ゴム板を挟んでフレームに装着しているため、強い力がかかった時などにズレて、クランクに当たりカチカチ鳴ることがあります。そういう時は手でグイっと元の位置に戻すことで解消できています。

それ以外では、走行中に干渉するようなことは起きていません。

ただし、振動等でボルトが緩んできていないか見ておく必要はありそうです。私はマッキーで印を書いて監視しています。

 

下からのぞき込むとこのようになっています。チェーンステーよりは外側に来ているので、スポークに接触もしていません。

 

チェーンリング側を下から見てみます。写真ではわかりづらいですが、③リアディレイラーのケーブルとも干渉していません。

 

肝心の安定感はどうなのかというと、片足なのでそこそこです。斜面や風には弱いので、自転車から離れない限りにおいて使っています。例えば、リュックから荷物を取り出したいときや、写真を撮りたい時などです。

食事などである程度の時間駐輪するときは、風で倒れる可能性を考え、壁・フェンスに立てかけておくほうが良いです。

ちなみに、輪行時も特に問題は生じておらず、目的を達成できました。

 

以上、ロードバイクに付けているセンタースタンドのご紹介でした。