ロードバイク輪行で行く 武蔵五日市駅~都道201号・十里木御岳停車場線
2022年12月末、武蔵五日市駅まで輪行してサイクリングをしてきました。
都道201号・十里木御岳停車場線から分岐する林道、①林道御岳線、②林道大岳線、③林道西沢入線(三ツ合線)、④宝沢線、⑤星竹線の実情を見に行きます。
駅を出て檜原街道を西へ進み、十里木交差点で右折し、都道201号・十里木御岳停車場線へ入りました。御岳山の麓まで続く道ですね。
行き止まりの道のため、通過交通少なくとても閑静な道です。景色を楽しみつつゆっくり上っていきます。
少しずつ、ジワジワと上っていきます。一旦ここで休憩。通気性の良いサイクルシューズで来ているので、足先が冷え切ってしまいました。
小型ですが路線バスも走っており驚きました。
都道201号・十里木御岳停車場線は、かきだいら橋以降は離合困難の未舗装路となり、「落石注意」の看板とともに柵が設置されていました。
橋の手前には公衆トイレがあり、付近に登山者のものと思われる車が数台駐車されていました。
徒歩、自転車程度なら先にはまだ先へ進めます。
すぐに、林道御岳線(管理者:東京都)の始点が現れます。残念ながら、2019年の台風19号で土砂崩れが発生し、以降復旧されていないようです。
事故防止のため通行はご遠慮願いますと書かれていました。不法投棄問題や事故リスクのため、立ち入ってほしくないというのがおそらくの本音でしょう。
登山者などは自己責任で利用することとなります。
林道鍾乳洞沢線の始点も、ほぼ同じ場所にあります。
今回も乗っているのは、ブリヂストン・アンカーRL6です。輪行袋はフロントバックに入れています。
都道201号・十里木御岳停車場線から分岐する、ほかの林道も見てみます。こちらは林道大岳線(管理者:東京都)です。2km先で車両通行止めとなっていました。
こちらは林道の途中に大滝鍾乳洞(観光スポット)があり、自家用車でもアクセスできます。
途中採石場があるのが特徴的な林道です。平日は大型車両の通行があると予想できます。普通の車でこのトンネルを抜けていくのはちょっと勇気がいりますね。
大滝鍾乳洞を過ぎたあたりの「小滝」。
さらに先に進むと何やら看板が倒れています。
あきる野市の林道工事のため、300m先で車両通行止めとのことでした。
車両通行止めの始点まで来ました。手間のかかっていそうな新設林道がありました。
今年の2月末くらいまで工事をしているようです。
林道大岳線はすぐ先で終点となります。
ここから秩父多摩甲斐国立公園へ入ってみます。自転車はここに置いて、少し先の大滝まで歩いて行ってみることに。
登山道が整備されていました。
5分~10分ほど歩いて、大滝まで来ました。滝の音に癒されました。
結構近くまで寄ることができました。ここまで自分の脚で来たからこその達成感を得られました。
さて、都道201号・十里木御岳停車場線から分岐する、ほかの林道も見てみます。こちらは、林道西沢入線(管理者:東京都)の始点です。
こちらも道の先には三つ合鍾乳洞(観光スポット)があります。車でも行けますとありますが、なかなか険しい道のりでした。
出だしから結構な勾配でした。
看板が倒れていましたが、途中から林道三ツ合線(管理者:あきる野市)となりました。さらに勾配がアップします。押し歩きで上ります。
そして最後の試練がスイッチバック。箱根登山鉄道のようにして急こう配をしのぎます。
「大駐車場」という表現から昭和を感じます。このスイッチバックさえこなせれば、すぐ終点の三つ合鍾乳洞に到達します。
都道201号・十里木御岳停車場線から分岐するそのほかの林道としては、林道宝沢線(管理者:あきる野市)があります。こちらは林道中に民家があり生活道路として使われているようでした。
終点には何もなさそうなので、今回は途中まで走って終わりとしました。
都道201号・十里木御岳停車場線からは少し外れたところに起点がありますが、林道星竹線(管理者:東京都)も駅からアクセスしやすい林道の一つです。今回は西側から入りました。
勾配はきつめです。
すでに林道内かと思っていましたが、しばらく進んだところに起点がありました。
短い区間ですが、未舗装路もありました。
ここですれ違った工事関係者車両に乗った人に、このさき通れない旨を伝えられ引き返すこととしました。
林道星竹線は工事中につき、3月末ごろまで通行止めのようです。しっかり入り口に書いてありました。
帰りに秋川渓谷に温泉があったので、汗を流してから帰ることにしました。 「瀬音の湯」という施設です。
脱衣所も浴槽も狭く混雑しており、その割に入浴料金おとな1,000円とお高め(観光地価格ですね)で、ちょっと残念でした。
昼食では檜原街道沿いの「割烹ほうとう佐五兵衛」さんに入りました。サイクルラックあります。五日市ほうとうを注文しましたが、カボチャの入った甘いほうとうではなく、醬油味の強いほうとうでした。具だくさんで美味しい放蕩でした。
店内は狭めで、14時ごろに行きましたがお座敷席は埋まっていました。一人~二人までなら待たないで入れるかもしれません。週末は時間を外していくほうがよさそうです。