パナレーサー・グラベルキング 32C(アメサイド)をロードバイクに装着してみる

ブリヂストン・アンカー RL6 ロードバイクエンデュランスロード)に装着しているタイヤを交換することにしました。これまで使用してきたパナレーサー・コンフィー 32Cが経年劣化してきたためです。

元々はGIANT ESCAPE RX3 クロスバイクにて使用していたのですが、35C化する際に不要となり保管していました。それをロードバイクに流用して使用してきたので、それなりに時がたっているのですね。

35C化したときの記事はこちら。

パナレーサー・コンフィー 32Cです。通勤・通学・ロングライド用のアーバン向けタイヤとのこと。価格もamazon3,000円以下で購入でき良コスパタイヤです。

これまでいろいろな場所に連れて行ってくれました。

 

側面を見てみると無数の小さなひび割れが生じているのがわかります。経年劣化ですね。走行上は問題ないのですが、夏になりタイヤへの負荷も強まると考えると、この辺りで交換しておいたほうが無難かなという判断です。

 

写真は前輪なのでさほどすり減っていませんが、後輪は目で見てわかるようにすり減って平になっていました。本来そうなる前に前後でローテーションするべきなのでしょうね。

 

替えのタイヤに選んだのは、パナレーサーグラベルキング 32Cです。amazonで約5,400円と、少しお高めのタイヤにグレードアップです。今回はせっかくタイヤを変えるタイミングなので、イメチェンを図るべくアメサイドを選択

 

ホイール単体だとこのような違いになります。クラシックな雰囲気に変わりました。硬いので交換には非常に苦労しました。

 

アメサイドになった以外は、パナレーサー・コンフィーとの見た目の違いはさほどありませんね。乗り心地はどう変わるでしょうか。同じ32Cですが、実測は少々太くなっています。

 

早速走りに…と思っていたら体調を崩し、なかなか走りに行けず。タイヤを変えてから3週間ほど経過してしまいました。夏風邪だったのですがコロナ明け久々にひいたので身に応えました。

 

走行しているのは浅川サイクリングロード(浅川ゆったりロード)多摩川サイクリングロード(府中多摩川かぜのみち)からアクセスできます。途中左岸・右岸を移動する必要がありますが、それ以外はほぼノンストップなので快適です。

 

パナレーサーグラベルキング 32Cにチェンジした、ブリヂストン・アンカー RL6です。車体色が暗めなのもあってアメサイドのカラーが目立ちます。グラベルロードっぽい見た目になりました。

 

乗り心地の差はどうだったのか、というと正直ほぼ、変わらないかなという感じでした。交換から時間が経過してしまったのと、体の状態が変わっているのもあって差が掴めず。どちらも軽快に走れるのは変わりありません。グラベルキングのほうが重量は軽いです。

耐パンク性能などで違いが出てくるのでしょう。

 

同じ32Cですがコンフィーよりも、グラベルキングのほうが実測は太いようです。ホイール着脱時にブレーキシューに干渉するので、グイグイ押し込まないとホイール着脱できなくなりました(タイヤに負荷がかかるので良い状態ではありません)。

リアランスもギリギリになり、セッティング次第では走行時にブレーキのアーチに干渉するようになりました…。「フィン……フィン……」と擦れる音が聞こえるのです。がブレーキのアーチを調整すれば擦れることもなく、走行上は問題ありませんでした。余裕がないということは、細やかな調整と日々のチェックが必要になります…。

ただし、泥道を走るとタイヤに泥や砂利がへばりついてしまい、ブレーキに泥が溜まり干渉してシャリシャリ異音が生じることがわかりました。走行できるのは、乾いた未舗装路限定ということになります。今度交換するときに28Cにするしかないですね。

あと、アメサイドはクラシックでかっこいいのですが、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

 

木陰で休憩。この日は日差しが強かったですが、湿度はそこまでだったので日影で体を休められました。そろそろお昼ですが、八王子市役所付近に中華そば屋さんがあるので、そこに行くことにします。

 

中華そば「松葉」でお昼にしました。日曜定休のため注意です。並盛でも二玉の、量多めのお店なので運動中には助かります。味玉とチャーシューでタンパク質補給、スープで塩分も補給できました。

 

浅川サイクリングロード(浅川ゆったりロード)を進みます。暑いので人とあまりすれ違いませんね…。

ここからもう少し上流に行ったところには、川遊びできるような箇所もあります。家族連れやワンちゃんが遊んでいました。水は冷たいんでしょうか、全身浸かってから走りたい気分です。

 

まだ少し距離的に物足りないので、国道20号線大垂水峠(おおたるみとうげ)を目指してヒルクライムです。タイヤがグラベルキングになったからといって重たいということは無く、軽快に登っていけます。

トラックがすれすれを追い越していき冷っとする場面もありました。前の車のケツを追うような余裕のない走り方を見るに、中央道を使わず下道を使わざるを得ないブラックな運送会社なのでしょう…。

暑い中ですが、ロードバイク乗りも複数見かけました。川沿いのサイクリングロードと違って日影が多いので峠は良いですね。

 

相模湖までワープ。天気も良いので人が多いかなと思ったら、ガランとしていました。日影で休憩して、湖を見てボーとしていました。

 

大垂水峠は下った感じだと、相模湖側から登るほうが勾配がきつそうでした。もう一回登坂する気にはなれないので、JR相模湖駅から輪行で帰路につきます。輪行最高!

相模湖駅、かっこいい駅舎ですね。中は涼しいかなと思ったらホームに筒抜けで涼しくはありませんでした。ここからハイキングに行く人も多いようで、靴洗い場が設置されていました。

 

ホームも郊外の雰囲気が漂い、ちょっと旅情があります。6両編成の電車に乗ってお隣JR高尾駅へ向かいました・・・。