荒サイ上流部 和光市~熊谷市を走ってみる
お盆休みに荒川上流部を走ってきました。荒川沿いを自転車でどこまで行けるのかチャレンジです。スタート地点は和光市付近(右岸)。
今回は左岸をメインに和光市からJR熊谷駅(高崎線・湘南新宿ライン・上野東京ライン)まで、約60kmの旅となりました。サイクリングロードのみでなく農道等も通行しながら荒川沿いを上っていきます。
乗っているのはブリヂストン・アンカー RL6 ロードバイクです。先日32Cのパナレーサー・グラベルキングにタイヤを交換しています。
ブレーキアーチとの隙間はギリギリですが、何とか支障なく走れています。ただし濡れた未舗装路を走ると砂利が溜まって異音が生じ、気持ちよく走行できません…。
夏休み感あふれる景色…。
彩湖を過ぎたあたりにある秋ヶ瀬橋で左岸に移動しました。
少しでも日影を走ろうと、秋ヶ瀬公園脇の道路を走ってみることに。秋ヶ瀬公園はトイレも自販機もサイクルラックもあって休憩地点としてもグッドでした。
サイクリングロードへ復帰。この辺りは舗装が新しくきれいです。この区間は「一般県道さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線(荒川自転車道)」で大規模自転車道の一つです。途中荒川沿いから離れて、一部一般道の歩道と共用となりますが、森林公園まで続いています。
この日は日影の無い灼熱地獄、全然人とすれ違いません…。
ちょっとした砂利道を走ってみたり…。32Cタイヤならへっちゃらです。
大宮けんぽグラウンドの付近で迂回を迫られますが、ここで東京からちょっと走っただけとは思えない景色が広がります。
道は開平橋を過ぎたあたりから「県央ふれあいんぐロード」に変わり、くねくねとしたアドベンチャー感あふれる道へとなります。
自転車なら近場でも非日常を味わえ、冒険気分になれるのです!しかもお盆渋滞無縁。
ロード乗りの有名スポット榎本牧場は営業していましたが、普段の週末に比べるとお客さんは少ないようでした。
※写真は食べた後
アメサイドのタイヤに交換してみましたが、自転車の印象がガラッと変わりました。車体が暗い色なので、いいアクセントになったかと思います。
ただ、汚れが目立ちやすいのはデメリットに感じています。
軽量なタイヤなので、特別走りが重いと感じることもありません。
狭いですがいい道です。ここま多分まだ「県央ふれあいんぐロード」だと思われますが、よくはっきりしません。
途中の公園で一休み。ここは初めて訪れました。
川幅日本一の地点。JR鴻巣駅(こうのすえき)の辺りですね。
今走っているのはサイクリングロードではなく、農耕作業車用の道という感じです。
夏のサイクリングも暑さがきついですが、こんな景色の中を全身で夏を感じながら走るのも楽しい!と思います。
自転車なら日焼け対策さへきちんとしていれば、走り続けている限りはそこまで暑くはないんですよね。
しばらくするとサイクリングロード的な道が復活します。河川管理用道路ですね。
今回はキリがいいので、JR熊谷駅をゴールとして輪行で帰宅することにしました。
サイクリングロードはまだ続いているようでしたが、ギブアップ!とりあえず熊谷市までは荒川沿いをずっと走れることが分かりました。
都内の荒サイと違って道が分かりにくい面もありますが、埼玉県内の荒サイ上流域は冒険感があって楽しいですよ!
しかし、いわゆる「荒サイ」の起点は一体どこなんでしょうね。
JR熊谷駅の餃子の王将でお昼ご飯。ラーメンと餃子(単品)で970円(税込)。久々に王将に入ったのですが、餃子の味はぎょうざの満洲のほうが上かなと。
お盆休み期間だからなのか、普段からなのか、JR熊谷駅前は意外と飲食店も歩行者も少なく寂しい印象でした。
荒川左岸をメインに走行し、和光市からJR熊谷駅まで約60kmの走行となりました。
折り畳み自転車ってどうなの? ②輪行編【ダホン/スピードファルコ】
折り畳み自転車、ダホン・スピードファルコが納車されてから8か月ほど経過しました。輪行もしてみての感想をここに記したいと思います。
①の記事はこちら。
写真は納車時の状態です。
スピードファルコは20インチ(451=20インチの中で大きめのサイズ)のクロモリフレーム折り畳み自転車。重量はおよそ11キログラムと軽量です。
すぐに折り畳めるのが最大の利点!
折りたたんだ状態ではこのようになっています。ものの数秒でこの状態まで持っていけることが、折り畳み自転車の最大の利点だと思います。
この状態で自立しますが、揺れる車内では倒れることがあるので、近くで支えているか、紐でどこかにしっかり固定しておく必要があります。
超絶コンパクトになる魔法自転車ではない!
上から見るとこのような感じです。フレームを折り畳み、ハンドルも下方向に折りたたんでいるので、思ったよりは場所を取ることが分かります。
自宅で折りたたんで保管したいという場合にはメリットを発揮すると思いますが、20インチなので、それなりのサイズ感はあります。
必要な床面積で比較してみると、ロードバイクの縦型輪行よりは少し小さいかなというくらいです。高さはロードバイクの縦型輪行よりも取りません。
純正の輪行袋に収納するとこのようになります。
ロードバイクよりも小さいので、腰をより低くして持ち上げないといけません。下ろすときも同様です。腰が悪い人は要注意です。
輪行が楽=自転車が軽量であること!
持ち運び中はこのような状態になります。ロードバイク縦型輪行に比較してコンパクトに運べていることが分かります。ロードバイクならもっと足元まで自転車がありますよね。
重量は純正の状態で約11kgと、持ち上げて運ぶ場合には決して軽いわけではありません。そのため、ロードバイク輪行よりも輪行自体が大きく楽になる感覚はない!というのが正直なところです。
折り畳み自転車(20インチ)はコンパクトだから輪行が楽になるというのは、幻想だったのです…。重要なのはサイズではなく重量だと思うのです。
しかしながら、すぐに折り畳めるので輪行袋にしまうのが楽、輪行袋から取り出して組み立てるのが楽であるという明確なメリットはあります。帰りに電車の時刻が迫っていても、焦ってホイールを外して、エンド金具を取り付けて…と輪行袋に詰める必要はありません。
当たり前だけど長距離はしんどい!(これはエンジン次第であるが…)
ホイールは20インチと小径なので、走行して楽しいコース・距離もロードバイクとは変わってきます。ロードバイクよりも坂は苦手で、長距離も大変です。
私の場合は30kmほど走ればちょうどよい疲労感を得られ満足できてしまいます。ただしこれは乗り手次第(エンジン次第)かと思います。
ロードバイクのように郊外を突っ走るというよりも、コンパクトな車体を活かして、ストップ・アンド・ゴーの多い街中や、人が多い観光地を細やかに回る用途に適していると思います。
ただ、スポーツ的な走りが全くできないかというとそういうわけではありません。車体剛性もしっかりあるので、河川敷を風を切って走ることもできます。でも、中長距離は苦手です。小径なクロスバイクという感じの走りです。
納車8か月後の感想を書き記しましたが、まとめると下記のとおりです。
①重量があるため輪行は楽にならない!ただし、輪行袋にしまうのが楽、組み立てるのが楽になるというメリットは確かにある。
②ロードバイクより用途は限定的。アップダウンの連続は苦手で長距離走行も大変だが、ストップ・アンド・ゴーの多い街中や、人が多い観光地を細やかに回る用途ではグッド。
③剛性はあるので、スポーツ的な走りもできる。しかし中長距離それをするのは苦手。
フル活用できる人は限られる?
クロスバイクが欲しいけど、室内には持ち込めない。折り畳み自転車だったら室内保管できるという人や、気軽に車載輪行をして現地に着いたらパパっと組み立てて、観光の脚として使用したいという人におすすめです。
鉄道輪行用途としては、重量がネックになることと、走って楽しい走行ルート・距離がロードバイクとは異なることを認識しておくほうが良いかと思います。
今後も折り畳み自転車はどのような楽しみ方ができるのか、模索していきます。また書きたいことがあれば更新しようと思います。
夏は山派!秩父 開通した県民の森~大野峠(林道丸山線)、定峰峠(県道11号線)をロードバイクで走る!
8月上旬、今回は輪行で秩父の林道丸山線を登ります。県民の森~大野峠の区間が開通したとのことなので、大野峠を目指します。
夏は木陰の涼しい山でサイクリングしましょう!
まずは輪行で最寄り駅まで向かいます。
西武秩父線で基本的に使用されている車両は、西武4000系です。この車両の飯能寄り先頭車両にはトイレが設置されており、その向かいには広めの空間があります。輪行には飯能寄り先頭車が便利です。(かつて自販機が設置されていたスペースのようです。)
池袋駅から西武秩父駅まで通しで乗るのであれば、特急ラビューが最も楽で便利です。
スタート地点は西武秩父線・横瀬駅です。西武秩父駅の一駅手前の駅ですが、コンパクトな駅舎なので輪行には便利です。特急も停車します。
林道丸山線に入りました。木陰なので少し涼しいです。
乗ってきたのはブリヂストン・アンカーRL6 ロードバイクです。32Cのパナレーサー・グラベルキングを履いています。こちらは最近交換しました。
休み休み登っていきます…。林道はマイペースで走れるのがよいです。
最初のほうはじわじわと登るような坂が続いていますが、後半になるときつめの勾配も出現します。夏に走るとこんなにきつかったけ?となります。
この日はサイクリスト2名ほどとすれ違いました。ランナーとは3名ほどすれ違いました。ここまで徒歩で来るとはすごいですね!基本的に木陰なので夏にランニングするには良い場所かもしれません。
埼玉県民の森に到着です。
この先が2019年の台風影響で通行止めになっていた大野峠までの区間です。2023年になってようやく開通したというわけですね。
県民の森までの区間とはすこし雰囲気が違いますね。道幅が狭くなりガードレールも無いからでしょうか。
大野峠に到着しました。少し上り坂もありましたが、おおむね下り基調の道のりでした。やはり山の上は地上よりも明らかに涼しいですね。
東京の街中に吹く風は熱風でしかありませんが、ここは時より吹く風が涼しいです。
ここから白石峠経由で定峰峠方面へ向かいます。
定峰峠から秩父市街方面へ下る県道11号線も不通となっていましたが、2023年春に開通したので、秩父市街方面へ抜けられるようになりました。
定峰峠に到着しました。オートバイのライダー、サイクリストも多数で賑わっていました。
県道11号線で秩父市街方面へ下っていきます。県道とは言えほぼ林道のような雰囲気でした。バイク乗りもよく通行するので対向車に注意です。
ある程度下ると、普通の県道になります。
御花畑駅近くの「粉もん屋らくぞう」でお昼にして帰りました。肉汁うどん大盛です。うどんはツルツルで美味しかったです。つけ汁も飲み干してしまいました(塩分補給)…。
うどんだけではなく、蕎麦や秩父名物わらじカツ丼もメニューに揃っていました。
今回の走行ルートは横瀬駅~埼玉県民の森~大野峠~白石峠~定峰峠~西武秩父駅の約35kmでした。夏は日差しを浴びずに済む山が涼しくてサイクリングには良いですね。夏は山派!
2019年の台風影響を克服しようやく道が開通してくれたので、また大型台風で不通にならないことを祈るばかりです。
以前、丸山林道に来た際の記事はこちら。
パナレーサー・グラベルキング 32C(アメサイド)をロードバイクに装着してみる
ブリヂストン・アンカー RL6 ロードバイク(エンデュランスロード)に装着しているタイヤを交換することにしました。これまで使用してきたパナレーサー・コンフィー 32Cが経年劣化してきたためです。
元々はGIANT ESCAPE RX3 クロスバイクにて使用していたのですが、35C化する際に不要となり保管していました。それをロードバイクに流用して使用してきたので、それなりに時がたっているのですね。
35C化したときの記事はこちら。
パナレーサー・コンフィー 32Cです。通勤・通学・ロングライド用のアーバン向けタイヤとのこと。価格もamazonで3,000円以下で購入でき良コスパタイヤです。
これまでいろいろな場所に連れて行ってくれました。
側面を見てみると無数の小さなひび割れが生じているのがわかります。経年劣化ですね。走行上は問題ないのですが、夏になりタイヤへの負荷も強まると考えると、この辺りで交換しておいたほうが無難かなという判断です。
写真は前輪なのでさほどすり減っていませんが、後輪は目で見てわかるようにすり減って平になっていました。本来そうなる前に前後でローテーションするべきなのでしょうね。
替えのタイヤに選んだのは、パナレーサー・グラベルキング 32Cです。amazonで約5,400円と、少しお高めのタイヤにグレードアップです。今回はせっかくタイヤを変えるタイミングなので、イメチェンを図るべくアメサイドを選択。
ホイール単体だとこのような違いになります。クラシックな雰囲気に変わりました。硬いので交換には非常に苦労しました。
アメサイドになった以外は、パナレーサー・コンフィーとの見た目の違いはさほどありませんね。乗り心地はどう変わるでしょうか。同じ32Cですが、実測は少々太くなっています。
早速走りに…と思っていたら体調を崩し、なかなか走りに行けず。タイヤを変えてから3週間ほど経過してしまいました。夏風邪だったのですがコロナ明け久々にひいたので身に応えました。
走行しているのは浅川サイクリングロード(浅川ゆったりロード)。多摩川サイクリングロード(府中多摩川かぜのみち)からアクセスできます。途中左岸・右岸を移動する必要がありますが、それ以外はほぼノンストップなので快適です。
パナレーサー・グラベルキング 32Cにチェンジした、ブリヂストン・アンカー RL6です。車体色が暗めなのもあってアメサイドのカラーが目立ちます。グラベルロードっぽい見た目になりました。
乗り心地の差はどうだったのか、というと正直ほぼ、変わらないかなという感じでした。交換から時間が経過してしまったのと、体の状態が変わっているのもあって差が掴めず。どちらも軽快に走れるのは変わりありません。グラベルキングのほうが重量は軽いです。
耐パンク性能などで違いが出てくるのでしょう。
同じ32Cですがコンフィーよりも、グラベルキングのほうが実測は太いようです。ホイール着脱時にブレーキシューに干渉するので、グイグイ押し込まないとホイール着脱できなくなりました(タイヤに負荷がかかるので良い状態ではありません)。
クリアランスもギリギリになり、セッティング次第では走行時にブレーキのアーチに干渉するようになりました…。「フィン……フィン……」と擦れる音が聞こえるのです。がブレーキのアーチを調整すれば擦れることもなく、走行上は問題ありませんでした。余裕がないということは、細やかな調整と日々のチェックが必要になります…。
ただし、泥道を走るとタイヤに泥や砂利がへばりついてしまい、ブレーキに泥が溜まり干渉してシャリシャリ異音が生じることがわかりました。走行できるのは、乾いた未舗装路限定ということになります。今度交換するときに28Cにするしかないですね。
あと、アメサイドはクラシックでかっこいいのですが、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
木陰で休憩。この日は日差しが強かったですが、湿度はそこまでだったので日影で体を休められました。そろそろお昼ですが、八王子市役所付近に中華そば屋さんがあるので、そこに行くことにします。
中華そば「松葉」でお昼にしました。日曜定休のため注意です。並盛でも二玉の、量多めのお店なので運動中には助かります。味玉とチャーシューでタンパク質補給、スープで塩分も補給できました。
浅川サイクリングロード(浅川ゆったりロード)を進みます。暑いので人とあまりすれ違いませんね…。
ここからもう少し上流に行ったところには、川遊びできるような箇所もあります。家族連れやワンちゃんが遊んでいました。水は冷たいんでしょうか、全身浸かってから走りたい気分です。
まだ少し距離的に物足りないので、国道20号線で大垂水峠(おおたるみとうげ)を目指してヒルクライムです。タイヤがグラベルキングになったからといって重たいということは無く、軽快に登っていけます。
トラックがすれすれを追い越していき冷っとする場面もありました。前の車のケツを追うような余裕のない走り方を見るに、中央道を使わず下道を使わざるを得ないブラックな運送会社なのでしょう…。
暑い中ですが、ロードバイク乗りも複数見かけました。川沿いのサイクリングロードと違って日影が多いので峠は良いですね。
相模湖までワープ。天気も良いので人が多いかなと思ったら、ガランとしていました。日影で休憩して、湖を見てボーとしていました。
大垂水峠は下った感じだと、相模湖側から登るほうが勾配がきつそうでした。もう一回登坂する気にはなれないので、JR相模湖駅から輪行で帰路につきます。輪行最高!
相模湖駅、かっこいい駅舎ですね。中は涼しいかなと思ったらホームに筒抜けで涼しくはありませんでした。ここからハイキングに行く人も多いようで、靴洗い場が設置されていました。
ホームも郊外の雰囲気が漂い、ちょっと旅情があります。6両編成の電車に乗ってお隣JR高尾駅へ向かいました・・・。
江戸川サイクリングロードが最高だった。渡良瀬遊水地を目指すサイクリング
6月中旬、梅雨の晴れ間と週末が運よく重なったので、江戸川サイクリングロード(一般県道三郷幸手自転車道線)を初走行してきました。
こちらは左岸です。朝9時ごろスタート。暑くなりそうだったので本当はもっと早くスタートにしたかったのですが、家を出るのが遅くなりました。
ある程度走ったところで、右岸に移動しました。こちらのほうが道が広くて快適です。普段走っている多摩川や荒川とはまた雰囲気が違って面白いです。
ずーっととても気持ちの良い道が続いています。景色はJR武蔵野線の外側に出たあたりからでしょうか、どんどん長閑になっていきます。
写真は流山インターチェンジ付近ですが、向こう岸には物流倉庫のような建物が立ち並んでいました。
暑いのでこの付近のコンビニで補給しました。まだ暑さに体が慣れてませんので、休憩は早めに。川沿いは日影はほぼありません。
乗っているのはブリヂストン・アンカーRL6です。エンデュランスロードという類の、趣味向けロードバイクです。タイヤは32Cのため未舗装路も平気で走れます。
江戸川沿いから近い「大むら」という蕎麦屋さんでお昼にしました。ボリュームたっぷりで運動中には有難かったです。この量で900円は驚きました。
道はたまに狭くなります。暑いのもあってか全然人とすれ違いません。
やはり人口密集地を通る多摩サイとは違いますね。
また道が広くなりました。
利根川→渡良瀬川を経由して、渡良瀬遊水地まで来ました。この時点で暑くてバテバテでした。いきなり写真が渡良瀬遊水地まで飛ぶのはその影響です…。
せっかく来たのでぐるっと周回してみることにしました。
水が溜まっているハート形の部分のみが渡良瀬遊水地と認識していましたが、調べてみると通常時は水が溜まっていない部分も含めて渡良瀬遊水地と呼ぶようです。
水が溜まっている部分単体では谷中湖・渡良瀬貯水池です。
もとい暑いのでちょこっと走って終わりにしました。水に入りたい暑さ…。
付近に道の駅があるのでそこで休憩してもよさそうですが、リサーチ不足でこの時はスルーしていました。
この後近くのJR古河駅から上野東京ラインで輪行で帰りました。涼しくて快適でした…。輪行最高。夏の昼間に走ると日影ゼロで厳しすぎるので、今度は早朝にここまで輪行して、川を下るサイクリングもいいかなと思っています。
今回のルートは、JR市川駅を朝9時ごろ出発し、江戸川サイクリングコースを北上、終盤で利根川・渡良瀬川沿いを走り、渡良瀬遊水地へ。その後JR古河駅にて15時ごろゴールとしました。距離は約90km、勾配はほぼ無しのコースとなりました。
日影が無いので夏場は日焼け対策をしていきましょう。太陽ジリジリに奪われる体力は侮れません。
荒川~夢の島緑道公園~新木場緑道公園~若洲海浜公園サイクリング
2023年3月、若洲海浜公園のサイクリングコースへ行ってみることにしました。初めての訪問です。途中有名なマグロ丼のお店にも寄ってみます。
荒川~夢の島緑道公園~新木場緑道公園~若洲海浜公園とサイクリングコースをつなげて走ると、都内でも長距離を快適に走れることがわかりました。
菜の花が綺麗だったので、自転車とともに撮影しました。この日は春の訪れを感じさせる暖かい日で、まさに自転車日和でした。
荒川サイクリングコースは風さえなければとても快適なものです。
岩淵水門付近のベンチで休憩。
清砂大橋まで来たら、橋の下で一般道(都道10号)に入ります。
都道10号を東京方面に進みます。この下は東京メトロ東西線が走っています。
南砂町のあたりは新築マンションや新しくできた商業施設があって賑わっていました。
そこそこ走りやすい道が続きます。
門前仲町の交差点で左折して、都道463号線を勝どき方面へ進みます。この下を都営大江戸線が走っています。
相生橋で少し休憩。
訪れたのは「マグロ卸のフィッシャリーズテラス」というお店です。サイクルラックも設置されていました。
このように海を眺めながらご飯を食べられるんです。
マグロ丼(1,000円)を注文。お味は、う~ん…普通でした…。が、この日は天気も良かったので景色を見ながら美味しくいただけました。
なんでも価格が上昇しているこの頃なので、マグロ丼もかつてより大幅に値上げしているようです。
ご飯を食べたら若洲海浜公園を目指します。まずは有明方面へ。晴海大橋を渡っています。
首都高速湾岸線に突き当たったら左折して、新木場方面へ。
夢の島緑道公園と、新木場緑道公園を走って、若洲海浜公園まで行くことができます。首都高の喧騒から一転、排ガスとは無縁の気持ちの良い道です。
新木場緑道公園のコースは歩行者(写真左の道)・自転車(写真右の道)としっかり分離されていました。
新木場緑道公園には、途中にまるでパーキングエリアのような場所が設けてありました。お手洗いもあります。
陸側には東京メトロの新木場車両基地があります。この付近からアクセス出来る歩道橋を歩けば、留置されている車両群を眺められます。
いかりのモニュメントが見えたら若洲海浜公園はすぐそこです。この辺りの陸側には東京へリポートがあり、見学広場が設置されています。
若洲海浜公園に入りました。
ゴルフ場の周囲にサイクリングコースが通ってるんですね。
程よくカーブ・起伏があって気持ちの良い道でした。サイクリングコースは6km程度と短いので、あっという間です。東京ゲートブリッジが良く見えます。
帰りは新木場緑道公園で一休みして、新木場駅から輪行して帰宅しました。たまには海をぼーっと眺めるのもよい気分転換になりますね。こちらの公園のほうが空いていて穴場のようでした。
こう見ると結構高く盛り土されていることがわかりますね。
こういう場所に来ると、軽量の折り畳み椅子があったらいいなと最近思います。でも夏になると使わないかな~…
今回は、荒川~夢の島緑道公園~新木場緑道公園~若洲海浜公園とサイクリングコースをつなげて走ってみました。今回はマグロ丼のお店に寄ってみましたが、都内なので寄り道スポットはほかにも無限にありそうです。天気のいい日に行かれてみてはいかがでしょうか。
MAPは下記サイトにあるサイクリングマップ(PDF)がわかりやすいです。
ロードバイク輪行で千葉へ!景色の変化が楽しい【花見川CR~新川CR~印旛沼自転車道】
GW中に千葉県の花見川サイクリングロード~新川サイクリングロード~印旛沼自転車道をサイクリングしてきました。三つのコースを結ぶ長距離サイクリングを楽しめます。
スタート地点は中央総武線各駅停車・幕張駅です。京葉線・海浜幕張駅でもよいですが、輪行だと東京駅での乗り換えが大変なので幕張駅が便利です。8時過ぎの出発となりました。
幕張駅を出たら、海岸を目指して国際大通りを西へ進みます。新しいの街のようで、道路は広く綺麗で走りやすかったです。
「幕張の浜」までもう少しです。
「幕張の浜」に到着しました。波打ち際までは距離があったので、ここで休憩するのみとしました。この日は心地よい風が吹いていて、海岸はとても気持ちが良かったです。
普段は海のほうまでは来ないので、写真をたくさん撮りたくなってしまいました。
海岸沿いを走って、花見川サイクリングコースの始点まで行ってみます。
花見川サイクリングコースの始点に到着。自販機でアイスコーヒーを買ってベンチで一息ついて、その後印旛沼方面へ向けて出発しました。
花見川にぶつかったらコースは右に90度カーブして、花見川左岸を進んでいきます。
道幅は3.5mほどあるでしょうか。よく整備された道が続いていました。
国道14号線はアンダーパスがしっかりとありました。
花見川サイクリングロードの面白いところは、景色がどんどん変わっていくところだと思います。
普段埼玉方面に行くことが多いですが、千葉は地形に起伏がある感じがして、景色が違うような気がします。
この時点で今日は早起きして輪行して来て良かった!と思っています。
サイクリングコースは花島公園の中を抜けていきます。
お手洗いもあり、親切にサイクルラックが設置されていました。バリアフリートイレが一つと、比較的簡易的なものでした。
サイクリングコースは木々の中を抜けていきます。木漏れ日が気持ち良いです。
花見川サイクリングコースの全体像はこのような感じです。このマップはわかりやすくていいですね。距離は約13kmのようです。
花見川サイクリングロードは弁天橋(赤いアーチ橋です)で終点となります。弁天橋を渡って右岸へ移動し、さらに川を上っていきます。新川サイクリングロードに接続するまで、一般道を走ります。
弁天橋の次の橋である大和橋で左岸へ戻りました。大和橋から数百メートル進むと、新川サイクリングロードに接続します。
川沿いの八千代総合運動公園で休憩をとりました。奥に見える線路は東葉高速鉄道です。
屋台が出店していたので、小焼きそば(300円)を食べました。補給はできるときにしておくこととします。
パックで出来上がったものが置いてありましたが、出来立てを出してくれました。天気の良い日に外で食べるととっても美味しいです。
休憩を終えて少し進むと、「ゆらゆら橋」があります。すぐそばには八千代市立図書館がありました。2015年に開館したそうで、まだまだ綺麗で立派な建物でした。
八千代広域公園を抜けていきます。
景色はさらに長閑になっていきます。
サイクリングロードに並行する一般道を走ってみることにしました。コースを少し外れて走ってみると、また景色も変わって楽しいです。
風や匂いを感じながら、気になる風景があったらふと足を止めてゆっくりと眺めることもできるのが、自転車の魅力の一つです。
フロントガラスの内側にいるか、風や光をダイレクトに浴びているか、この体験の差はとても大きなものです。
「道の駅やちよ」で休憩することにします。国道16号線と新川が交差する地点にあります。とても賑わっていました。サイクルラックも複数あり、サイクリストも多く立ち寄っているようでした。
メープルアイスクリームを食べて休憩。
川沿いのサイクリングロード沿いには、補給スポット等何もなかったりすることも多いですが、花見川サイクリングロードも新川サイクリングロードも休憩スポットが点在していて、楽しく走れますね。
休憩を終えたら印旛沼を目指して走ります。サイクリングコースから外れて走ってみました。
印旛沼へ到着しました。道は新川サイクリングロードから、印旛沼サイクリングロードへ変わります。正式には「県道八千代印旛栄自転車道線」という名称で、大規模自転車道の一つです。全長は約21kmです。
佐倉ふるさと広場の風車です。
佐倉ふるさと広場を過ぎたら飯野竜神橋を渡ります。
サイクリングロードに並行している未舗装路を走ってみました。32Cタイヤを装着しているので、こんな道を進むのも楽しいです。
面白そうな道があったので、またコースを外れて走ってみます。
双子公園で休憩しました。印旛沼サイクリングロードの中間地点です。この近くにラーメン屋など食事処があるので、お昼ご飯にすることとしました。お腹が完全に空く前に食べてしまいます。
ローカルな雰囲気の「ふたご亭」でお昼ご飯にしました。メニュー数は少なく、塩分補給に醤油ラーメン(650円)を注文。縮れた麺に塩分強めなスープで素朴な味でした。
すぐそばにはラーメン店(ラーメンを注文するならこちらにすればよかったですね…)、もう少しサイクリングコースを先に進むと、武蔵野うどんのお店がありました。うどんのお店は人気店のようで混雑していました。
昼食後、先に進むとサイクリングロードは一部通行止めとなっていました。「迂回してください」のみで迂回ルートの案内は無し…。
適当に迂回しました。
しばらくするとサイクリングロードへ復帰できたので、通行止め区間はそれほど長くないと思われます。
印旛沼の北側へ到達しました。
サイクリングロードは一直線です。
あっという間に印旛沼サイクリングロードの終点へ到着しました。ここから先は、計画区間となっており、未整備の状態です。
真の最終地点まで行ってみたいという気持ちが出てきたので、この砂利道を進んでみます。
未開通の道路に接続しました。車道も歩道も幅員はたっぷり取られており、立派な道路です。なんと側溝は自転車に優しいタイプのハイスペック道路。
一般道をさらに進みます。
JR成田線とぶつかるところまで行ってみましたが、特に何もなかったので折り返すことにしました。一般道で成田駅方面へ向かいます。
途中、「千葉県立房総のむら」を通過しました。昔の屋敷や街並みが再現されており、房総の伝統的な生活様式を学べる博物館となっているそうです。
開通してから月日の浅そうな市道(市道松崎塙下湯川線)を通ります。
京成成田空港線・成田湯川駅を通りました。電車は1時間に1本~2本あるようですが、立派な駅舎の駅前には何もなく、全然人もいませんでした…。
せっかくなので成田山新勝寺まで行ってみます。
GWで多くの人で賑わっていました。この区間は車両通行禁止のため押し歩きしました。この後JR成田駅まで向かい、JR成田線で輪行して帰路につきました。
成田駅に着いたのは15時頃となりました。
今回はJR中央総武線・幕張駅をスタートし、花見川サイクリングロード~新川サイクリングロード~印旛沼サイクリングロードを経由して、成田駅をゴールとする約80kmのサイクリングとなりました。
5月ということで南風が強かったので、北上するコースとして正解でした。
海から田園風景まで楽しめるサイクリングコースであり、休憩スポット・お食事処も点在している約80kmのコース、行かれてみてはいかがでしょうか。