サイクリング用に『xiaomi Mi Band 6』を購入してみた

 サイクリング用途で使うため、xiaomi『Mi Smart Band 6』を購入しました。今回は、その簡単なレビューです。

 

【目次】

 ①どのようなデータが取れるのか(標高が正しく計測できなかった)

 ②ほかのアプリとの連携方法

 ③操作感はどうか

 ④使用中に生じた問題(Bluetooth接続が途切れてしまう)

 ⑤今後役に立ちそうか(軽いサイクリングならOK)

 

 専用の高価なサイコンを購入するほどでもない、走行ログや心拍数データなど簡単なものが後で確認できれば良い、と言うのが筆者の状況でした。そこで、汎用性のあるスマートウォッチorスマートバンドを一度購入してみることにしました。

 Apple watchなども考えましたが、バッテリーが2日程度しか持たないし、高いので見送りに。安価ながらスポーツ用の機能が充実し、バッテリー持ちも良いと評判だった、Mi Smart Band 6に決めました。6,000円程度なので、入門用としてはちょうど良いと思います。

 

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 Mi Band 6で計測できる、サイクリングを楽しむのに役立つデータは、①走行ルート、②心拍数、③高度、などです。このうち2つはスマホの計測アプリのみでも行えるので、「心拍数」を計測できるというのが、Mi Band 6を装着していくメリットになります。

①どのようなデータが取れるのか

 Mi Band シリーズには、Apple watchのように本体にはGPSが内蔵されていません。そのため、サイクリング中はスマホとBluetootで連携して使用します。

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画像:Mi Fit アプリ(iPhone

 試しに狭山湖周回道路を走行してきました。これは純正アプリの『Mi Fit』で表示した走行ログです。特徴的なのは、MAP上で走行速度が色分けされていることでしょうか。

周回道路は未舗装路なので遅めに、信号付近も遅めに、直線が長い区間や下り坂の区間は早めにと、割と正確に表示されていると感じます。

 

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画像:Mi Fit アプリ(iPhone

 速度もグラフで表示できます。拡大などの操作や、MAP上で走行位置と照らし合せた表示などは、できませんでした。単純にグラフで表示できるだけです。

 

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画像:Mi Fit アプリ(iPhone

 Mi Bandを装着していくメリットは、心拍数を見られることでしょう。①無酸素、②有酸素、③インテンシブ、④ライト、⑤リラックス、に該当する値にあった時間を表示してくれています。それぞれがどういう意味合いにあるのかはまだ分かっていません。

ただ、運動の強度がどれほどであったか、振り返りには使えるでしょう。

 心拍数についても、MAP上で走行位置と照らし合せた表示などは、できませんでした。単純にグラフで表示できるだけです。走行位置と心拍数は、PCで「Strava」を開けば照らし合わせて閲覧できます。

 

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画像:Mi Fit アプリ(iPhone

 高度については、なぜか途中から正しく計測できていませんでした。

 考えられる原因としては、①電波状況の問題、②アプリの問題、③アプリが落ちた、などがあります。①は、圏外になって、高度の情報が得られなくなった地点から、記録を停止してしまっているのではないかという可能性です。②は単純にアプリ側の不具合です。③はアプリが落ちてしまっていたという可能性です。ですが、走行ルートは記録できていたので、この可能性は低いです。

このサイクリングだけではなく、別に行ったウォーキングのワークアウト記録でも、途中から高度が正しく計測されない、同様の現象がありました。そもそも、GPSで高度を正しい値に近い数値で推定するのは、難しいのかもしれません。

この辺の信頼性は微妙なところです。

 Strava側で「高度を修正」する機能を使えば、走行ルートと正確な標高データを照らし合わせて、より正確である思われる高度データを見ることもできます。ただ、そうしてもMi Fit側のデータは古いままで、更新されません。

 

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画像:Strava アプリ(iPhone

 画像のように、計測データは「Strava」にスムーズに共有されます。同時にアプリを立ち上げて、計測しておく必要はありません。Stravaのほうが時間が短く、平均速度が高く出ていますが、これは停止している時間を反映しないためだと思われます。

 

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画像:Google Fit アプリ(iPhone

 Google Fitにもワークアウトを同期できます。細かい変動の平均値をとっているのか、Mi Fitでのグラフよりも滑らかに表示されています。こちらのグラフの方が見やすいですね。走行ルートや標高のデータは共有できません。

 

②ほかのアプリとの連携方法

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画像:共有の関係

 共有の関係ですが、図のようになっています。Mi Band は「Mi Fit」アプリにBluetoothで連携しています。しかし、Mi Fitは Stravaとは直接連携できないので、走行ログがStravaに残せません。

そこで、同じような機能を持つアプリで、Stravaとの連携も行える「Zepp」もインストールしています。Zeppは、Mi Bandアプリのアカウントと同じものでログインできます。そうしておけば、自動的にデータは共有されます。

Mi Fitアプリで計測を終了すると、Stravaにも自動的に走行ルート、心拍数、標高などのログが残ります。

Google Fitへは、iPhoneの「ヘルスケア」アプリを経由して、情報が共有されます。走行ルートや標高のデータは共有されません。

③操作感はどうか

 まず、着け心地ですが、非常に軽量なので腕に何も着けていないような感覚でした。これなら一日中腕に着けっぱなしにしても、不快感が無いです。

 操作は少しだけモッサリする感じがしますが、ストレスを感じるようなことはなく、問題ありません。そもそも、スマートバンドはそんなに頻繁に操作する性質のものではありません。

 

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画像:Mi Fit アプリ(iPhone

 サイクリング計測開始は、Mi Fitアプリからでも、Mi Bandの「ワークアウト→サイクリング」からも開始できますが、アプリ側で位置情報の使用が「常に許可」されている必要があります。

スマホ本体の位置情報の許可を「アプリの使用中のみ許可」としている場合は、Mi Fitアプリを開くか、Mi Fitアプリ側でワークアウトを開始しなければいけません。

また、途中で計測を一時停止た場合、バンド側ではなく、Mi Fitアプリ側でワークアウトを開始しないと、Mi Band側が位置情報を得られず、走行位置記録が正しく取れないようです。これはこの日、私がやってしまったミスです。

 

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画像:ワークアウト中のMi Band 6

 ワークアウト中は、画面には上から順に、バッテリー残量、現在時刻、ワークアウトを開始してからの時間、走行距離、時速、消費カロリー、心拍数が表示されています。カロリーと心拍数はその都度スクロールしないと確認することができません。

また、ワークアウト中には、音楽の操作のみできますが、基本的にはこの表示を変更できない仕様になっています。そのため、設定画面が開けず、画面の明るさなどもいじれません。ここは不便な点かと思います。

 本体はコンパクトながら、画面は大きいので、表示は見やすいと思います。画面も精細で綺麗です。

 バッテリーも持ちが良いので、気にせず走れます。ここは機能をフィットネスに絞った「スマートバンド」の良さで、Suicaも搭載できるような、多機能な「スマートウォッチ」との違いだと思います。

④使用中に生じた問題(Bluetooth接続が途切れてしまう)

 サイクリングでの使用中に問題が生じました。Bluetooth接続が途切れてしまうことが何度かあったのです。接続が切れると振動して教えてくれるので、記録を取り逃すことはないと思いますが、困りものです。おそらくこれは単純にデバイス間の距離の問題です。問題は、Mi Bandを左手に装着し、スマホをズボンの右側のポケットに入れた状態で生じました。

どうやらスポーツ自転車に乗車した姿勢だと、互いの距離が遠すぎて接続が安定しない場合があるようです。スマホを左側のポケットに入れると、距離が短くなり解決しました。再接続は、何も操作しなくても自動で行われます。

 筆者は右利きなので、右ポケットにスマホがないと非常に不便なので、今後対応策を考えなければいけません。サイクリングの際にはバンドは右手に装着するというのも解決策の一つでしょうか。

 Mi FitアプリとMi Bandの連携は、スムーズに行ってくれます。パっとつながるのでストレスはありません。ただ、距離によっては切れやすいというのは残念なポイントです。

⑤今後役に立ちそうか

 まだ購入してから一度しかサイクリングに行けていないので、結論は出せませんが、軽いサイクリングで、簡単なデータをとるにはよさそうです。当然ながら、専用のサイコンの信頼性には勝てず、高度も「何故か」正しく記録できていないので、長距離サイクリングには向かないかもしれません。帰宅後に確認して、しっかり記録が取れていないのでは、ガックリです。

 ワークアウト中には常にスマホBluetoothで連携させなければなりませんが、それ以外は、切断しておいてもMi Band本体に記録が残るようです。心拍数などのデータは、次にスマホに接続した際に、共有されます。何時間分、何日分データを保持できるのかは不明です。少なくとも、睡眠中のデータは翌朝まで連携しなくても、大丈夫でした。

 他にも、ジョギングやウォーキングなども記録できますし、睡眠の質のデータも取れます。いろいろと試して、また気づいた点があれば、この記事に加筆していこうと思っています。