GIANT Escape RX3を35C化する&フロントディレイラ―交換
GIANT Escape RX3を35C化しました。
純正は28Cが装着されていましたが、ガタガタした道を通行することも多く、街中で速度を追求しても仕方がないということに乗っているうちに気が付き、過去に32C化しています。32C化した際には、純正タイヤよりも軽量化できたので、むしろ走りが良くなり、乗り心地も向上したため、やってよかった変更でした。
今回、実はロードバイクを購入しまして、役割を分けようということで、クロスバイクのほうはさらに35C化してみることにしました。使用するのは、【パナレーサー(Panaracer) チューブレスコンパーチブル タイヤ [700×35C] グラベルキングSS F735-GK-SS 】(約5000円)です。チューブレス対応ホイールがあればチューブレス化も可能です。
タイヤを太くするうえで今回チェックしたいのは、①ブレーキのクリアランスがあるか、②フロントディレイラーのクリアランスがあるか、の2点です。
ブレーキはVブレーキですので何ら問題なしです。フォークとも隙間に余裕があり、もう少し太いタイヤでも履けそうな感じです。クロスバイクはロードとMTBの中間的存在で、タイヤを太くしたり、細くしたりが自由です。ただ細くしたところで、ロードバイクのようになるわけでもありません。
おっと、フロントディレイラーは隙間がカツカツです。これでも問題なく後輪は回転しますが、タイヤのヒゲが接触してビーンと音が鳴ってしまいます。これはヒゲをハサミでカットしたら解決しました。これで35C化は完了です。
純正でついてきたフロントディレイラ―はおそらく【Shimano ACERA FD-T3000 2x9】です。
走行に支障はないとはいえ、隙間がカツカツなのは気持ち的に良くありません。そこで、今回はフロントディレイラーも交換してみることにします。丁度良いのがACERAであればよかったのですが、なかったので、今回は同じく9速、旧SORAの【FD-3500-B 34.9mm】を用いてみます。こちらの方がコンパクトで、クリアランスを広げられるはずです。
シフターは純正の【SHIMANO ALTUS 9S】のままでフロントディレイラ―だけ交換したいのですが、しっかり動くのかは不明です。とりあえず、つけてみます。
フロントディレイラ―を交換する作業は初めてだったので、結局取り付けからしっかり動くよう調整するのでトータル2時間を要しました(笑)。上手くできなかった原因は、取り付け位置が良くなかったことが大きな原因です(例えば、チェーンリングに並行でない、チェーンリングの歯に近すぎてクランクを回すと接触する等)。
しっかり正しい取り付け位置を定めて、これでよいと確認して固定してから、ケーブルを張って調整の段階に入らないといけません。取り付け位置が悪ければ、調整を何度もやる羽目になります。参考にしてください!
さて、クリアランスは確保できたでしょうか。バッチリです。これでもう少し太いタイヤでも装着できそうですね。
【SHIMANO ALTUS 9S】のシフターで旧SORAの【FD-3500-B 34.9mm】が問題なく動くのかについてですが、今回問題なく動くことが確認できました。私のGIANT Escape RX3では、調子よく動いてくれています。むしろ、純正でついてきたACERA FD-T3000 2x9よりも軽く、気持ちよく変速しています。やはりロードバイク用だからでしょうか。
(ちなみにリアディレイラーもスプロケ変更・クローズレシオ化に伴い、SORA RD-3500-GSへと過去に交換しています。シフターはこの時も変更していません。)
【パナレーサー(Panaracer) チューブレスコンパーチブル タイヤ [700×35C] グラベルキングSS F735-GK-SS 】は、想像していた35Cよりも舗装路で軽く転がってくれる感じがします。また未舗装路を走る際も安心感がありますし、走っていて楽しいです。
見た目も頼もしい感じがして、かっこいいです。
今度は少し遠くに(往復50kmくらいで)行ってみて、また思うことがあれば書いていきたいと思います。